達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道 - アンドリュー ハント, デビッド トーマス

ソフトウェア工学の名著です。
この本はプログラムを書く人への心構えについて書いた本です。

プログラムも人が書くものである以上、人の思考というものが大きく影響してきます。
例えば、既に汚いコードがあった場合、これに追加する人は「ちょっとぐらい汚くてもいいかな」と考えてしまうものです。
そのため、汚いコードはより汚くなりやすく、最終的に破綻しやすくなっていきます。
この本ではそうならないように、なるべく早いうちから(汚くなる前に)直していくことが重要とされています。

"プログラムを書く人"自身に焦点を当てた、プログラミングを書く上での心構えについて書いてある本ですので、プログラムを長くやっていこうとしている人はぜひとも読んだほうがいい本であると思います。


達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道


達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道
アンドリュー ハント (著)
デビッド トーマス (著)
村上 雅章 (翻訳)