Facebookの新しい広告の形「Social Ads」

Facebookが今までにない、新しい広告形態「Social Ads」を発表しました。GoogleOpenSocial発表は実はこれのイメージを薄くするためなんじゃねーのーという憶測を呼ぶほどの物らしいです。どんなものかといえば、いわゆる「口コミ」を本当に広告にしてしまおうというもの。

口コミ広告枠

口コミを広告化するといわれてもよくわからないのですが、

1. 企業は自身のプロフィールを登録、専用ページを構築できる(ページには画像やビデオなどどんなコンテンツでも掲載可能で、さらに予約機能などの専用アプリケーションも用意されるとのこと)。
2. マーケティングのメッセージが、クチコミで広がるようサポートされる。
3. ユーザーの行動に関するデータを収集できる。

・ユーザーは企業の登録したプロフィールに対して、「ファン」であることを宣言できる(友人登録のようなもの?)。
・その宣言や、企業/製品に関するユーザーの行動が、ニュースフィード上で配信される(例:「ボビーがトヨタ・プリウスのファンになりました」)。フィードは Facebook 内だけでなく、外部でも受信可能。

とのことです。つまり、友達が興味を示したり、買った商品の情報が自分のところにもやってくるということ。まさしく「口コミ」を機械的に配信してしまおうという試みであるわけです。

ちなみにFacebookの「Social Ads」ってすごくね? | IDEA*IDEAにあるイメージがわかりやすかったのでご参考に。

口コミは今までもある意味「存在はしていた」広告媒体といえなくもないですが、そこを本当の広告市場としてしまうあたり、確かに驚異的なものを感じます。