Perl Testing: A Developer's Notebook
珍しく洋書を読んでみました。Amazonだと簡単に手に入るのでいいですね。
この本は名前の通りPerlにおいて、コードのテストをするための本です。テストといえば、コードの品質の維持などには欠かせないのですが、かといって積極的にやりたいと思う人はあまりいない、というものです。この本はそのテストをいかに作っていくか、ということを説明してくれています。
簡単にテストをしよう
普通はあまりやりたくないと思うテストですが、しかしやりたくもない。テストをいかにいやにならずに作成するか、の一つの回答がこの本の内容です。ようは自動化できてかつ簡単に作れればいいのです。
そのために、Perlにあるテストモジュールを使って実際にテストを作っていく様子を、例を中心に解説してくれています。
この本の良いところは、普通はテストしにくい部分についてどのようにテストするかを書いてくれてあるため、実際にテストに困った時に使いやすい、かゆい所に手が届く、という内容になっていることです。DBのテストから、Webサービスのフロントエンドのテストなど、実際には何ともテストしにくい部分でも、いかにテストをするか、という部分について詳細に説明しています。
ほかの言語でもほしい
テストはPerlに限らずどの言語でもすべきことですし、この本に書いてあるテストの仕方、についてはほかの言語でも使えると思います。実際にコードが書いてあり、いかにテストをするかが書いてあるので、ほかの言語でも十分応用ができる内容になっていると思います。
個人的にはこういう内容を書いたほかの言語の本も読んでみたいですね。