ウェブとテレビの関係

最近のニュースですが、楽天がTBSの株を買収しているみたいですね。
以前のライブドアの例もある通り、このような方法を使ってもうまくいかないと思うのですがねぇ。

ウェブとテレビの関係はどのような感じがいいのでしょう?
ライブドア・楽天のような「強引な関与」はテレビ側の大きな反発があるため、買収がうまくいくとも思えず、うまくいったとしてもその後が大変なことになるのではないでしょうか。
これは、テレビが「権威」であり、その権威を奪い取ろうという行為であり、いわゆる「下克上」状態になっているため、既存権力の反発が非常に強いのではないかと思います。

それに対して、他のウェブ企業ではうまくやっているところもあります。
たとえば、グーグルやヤフーなんかですね。
テレビCMで良くある「ウェブで検索!」なんて言うのはその最たるものでしょう。
こちらの企業がうまくいっているのは、上の企業とは違い、権力を奪い取ろうとしているからではないからで、むしろ自分たちが「使える」ことを示すことにより、お互いがそれぞれの「利益」を共有しているからではないでしょうか。