食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 - 山田 真哉

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」で有名になった会計士さんの新刊です。「数字」の使い方についてわかりやすい例と共に解説してくれています。


食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉


食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉
山田 真哉
¥ 735 (税込)


前半は数字一般の話。Web2.0というのは(バージョン管理からの類推で)、1.0もあってそれからの新化形である、また今後3.0、4.0と出てきてまだ新化の途中である、などというお話です。後半は会計の数字の話。ライバル店が5%割引を実施しているとき、自店では2%の割引しかできない。このときどのような宣伝を打つのが効果的か?というお話です。

普段からこういうことを注意深く見ている人にとってはそんなに新しい話ではないかと思います。ただ、改めて"法則化"しているということについてはとても面白いと思います。普段数字から縁遠い生活をしている人にとっては、簡単に数字が"分かる"ようになるいい本ではないかと思います。