Write Great Code〈Vol.2〉低いレベルで考え高いレベルで書く - Randall Hyde

Write Grate Codeの第2巻です。本巻ではプログラミングのコードとコンピュータをつなぐ部分であるマシンコードに焦点を当てています。


Write Great Code〈Vol.2〉低いレベルで考え高いレベルで書く


Write Great Code〈Vol.2〉低いレベルで考え高いレベルで書く
Randall Hyde (著)
鵜飼 文敏 (翻訳)
まつもと ゆきひろ (翻訳)
後藤 正徳 (翻訳)
八重樫 剛史 (翻訳)
トップスタジオ (翻訳)
¥ 6,090 (税込)


実際に書いたコードがコンパイラによりどのようなマシンコードに変換されるのかを調べることにより、本当に良いコードを書こう、という内容となっています。確かに、コンピュータの実際の動きは高級言語からは見えなく(そこが高級言語のいい所でもありますが)、それを見るためには低級言語を見る必要があります。本書はそれを実際に行って、その内容を丁寧に解説しています。

中ではいろいろとそれぞれのコードがどのように動くか調べ、どの時はどれがいいということを解説しているのですが、一番のエッセンスとしては「高級言語をマシンコードに直し、それを解読する」方法を提供することでしょう。僕は電車の中でパラパラ読んだのですが、この本は断然パソコンの前に座り、自分でもコードを書き、マシンコードに直し、それを解読しながら読むというのがお勧めです。